第1話 −落ちていく−
エリート部署の第一死因処理課から第七特別死因処理課(通称“ナナシ”)に異動することになったスナオ(増子敦貴)。
一向に命の炎(蝋燭)を消そうとしないチョッキュー(立花裕大)に対し「死神として恥ずかしくないのか?」と楯突く。
そんなスナオに対しチョッキューは「じゃあ俺の担当死因を使って素敵な死をプロデュースしてみろよ」と提案する。
スナオは、チョッキューの超レアな死因を使って、売れないお笑い芸人大木小太郎の最期のストーリーを作ることができるのか?
第2話 −呪ってやる−
スナオ以外全員二日酔いで遅刻というナナシのポンコツっぷりに呆然とするスナオ。
成果をあげて第一死因処理課に戻ってみせると豪語するスナオに、今度はレイト(福澤侑)が自分の担当死因を使って素敵なストーリーを考えてみろと提案する。
IT社長の長壁慶介と同級生の小野田幸成。二人の復讐物語を考えたスナオは、これで命の炎を消せると自信たっぷりにプレゼンする。
そんなスナオにレイトとチョッキューは思いもよらぬ言葉を投げかける。
第3話 −遊びじゃないんだ!前編−
相変わらず仕事をしようとしないナナシの死神達。
少しでも早く結果を出したいスナオは、ツヨビ(永田聖一朗)とハズイ(高橋祐理)の担当死因を使って一気に二本の蝋燭を消そうと試みる。
出版社で働く本条由紀奈とその上司である飯沼康夫の切なくも儚い恋物語。今度こそスナオは結果を残すことができるのか?
だが、消火作業の準備に奔走するスナオの耳に、チョッキューの過去に関する気になる噂が飛び込んでくる…。
第4話 −遊びじゃないんだ!後編−
スナオは自分で考えた最高のラブストーリーで本条と飯沼二人の火を同時に消そうとする。
完璧にみえたスナオの計画だったが、またしてもチョッキューが割って入る。
「のんびり行こうぜ〜!」と死神とは思えない発言をするチョッキューに対し、スナオは不信感を募らせていく。
第5話 −玉砕覚悟−
局内で度々遭遇するエリート時代の後輩イガ(持田悠生)にマウントをとられて焦るスナオ。
なんとしても結果を出すため、今回はブコツ(相澤莉多)の担当死因を使って最高のストーリーを考えようとする。
ヤクザの構成員磯貝武弘と組長の仁義の物語。今度こそスナオは蝋燭の火を消すことができるのか…?
第6話 −予想外の結末−
第一死因処理課で起こった消火ミス事件。
一度消火ミスを起こした蝋燭は48時間以内に新しい死因で処理をしないと大変なことになるらしい。
この難しい案件の後処理を任されたのはスナオとデンデン(田中涼星)。
厄介な仕事を押し付けられ不機嫌になるスナオにデンデンは、チョッキューの過去について話し出すのだが…。
第7話 −死神のお仕事−
消火ミスの後処理をしていたスナオ。
あと少しで消火作業が完了するところだったが、あろうことか自分自身で消火を阻止してしまう。
消火を邪魔したスナオに怒り狂うイガ。
しかし当のスナオもなぜそんなことをしてしまったのか自分でも分からない。
タイムリミットが刻一刻と迫る中、ナナシの死神達が力を合わせて動き出す。